★ JAC設立までの経過
㈱ジャパンアドヴァンストキャド(略称JAC)は、創業40年の㈱花実建設系列の ㈱花実設計(書店店舗設計がメイン)から1989年に分離・独立したCAD製図企業の草分け。以下はJAC設立までの経過
1982年初頭 |
書店は棚・店内配置など規格化設計が多く、ミニコン※1によるCAD製図 化を模索。当時、CADシステムは最低3,000万円と判明し断念。この間、 ポケコン※2で各種書店関係ソフトを開発 | |
| ※1 | 1960年当時、大型コンピュータは温度や湿度などが厳格に管理されたコンピュータ室が必 要で1台10億円など、超高価。これに対し、中小規模企業でも運用利用できる数百万円の小 型コンピュータをミニコンと呼んだ | |
| ※2 | ポケットコンピュータの略。ポケットに入るほどだったのでこの名称がある。メモリ ーも現行PCの10万分の1(5KB程度)であったが、それでも関数電卓と違い、簡単なプ ログラムが組めた | |
1984年12月 |
フロッピードライブ内蔵の国産初の実用PC、NEC-PC9801F 購入・試用 | |
1985年 1月 |
当時爆発的人気を呼んだ簡易CADソフトCandy(5万円)などを購入・試用 | |
5月 |
B社のCADシステムを約450万円で購入。実用価値が皆無なことを証明し 返却 | |
7月 |
当時圧倒的なスピードを誇ったDA社のパソコン用実用CAD"DAⅡ"※3を購入 | |
8月 |
初のCAD製図設計図を顧客に提出 | |
9月 |
CAD要員1名 | |
| ※3 | 当時のCADソフトはハード/ソフト共に未発達で、画像描写速度が遅く、手描きの何倍 かの作図時間を要したが、DAⅡは驚異的な描写速度を誇っていた。現在JACのメイン CADソフト"CAD City"の初期タイプ。 | |
1986年 9月 |
熟練CADオペレータ1名・バイト2名・プロッタ担当1名、計4名でCAD 稼動(当時のプロッタは低性能で、用紙を1枚ずつセットし、ペンのインク や芯の補充、紙詰まり対応など、出力専従員を必要とした) | |
1987年 8月 |
3次元CADでパース作成開始 | |
10月 |
CAD担当7名に増員 | |
11月 |
建築設計図全般にCAD導入 | |
1989年 4月 |
㈱花実建設は手書きドラフタ台を全廃 JAC設立準備開始の一環として、CAD製図の最先端を知るために、大型コン ピュータを採用中の大手建設会社など各社のCAD部門を訪問。各CAD責任 者とも懇談。各社とも大型コンピュータでのCAD製図は試用期間中で実用 化は疑問と判断 | |
9月 |
会社名 ㈱ジャパンアドヴァンストキャドとして会社登録 ㈱花実設計から社員8名、バイト11名、合計19名で分離・独立 | |